保有資格一覧
資格名称 | 人数 |
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危険物取扱者 甲類 | 1名 |
危険物取扱者 乙類2類 | 3名 |
危険物取扱者 乙類4類 | 4名 |
有機溶剤作業主任者 | 3名 |
フォークリフト | 10名 |
適性計量管理主任者 | 1名 |
安全衛生推進者 | 1名 |
玉掛 | 1名 |
よくあるご質問
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専用シンナーを使わないとどうなるか?市販のシンナーで代用できるか?
屋根は厳しい環境の為、専用塗料の性能を得るためには、専用の希釈剤をお勧めしています。推奨の希釈剤以外を使われた場合、塗装作業性などに不具合が出る可能性もあります。
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塗料を分けて使う場合、どうすればよいか?
2液タイプの場合、主剤と硬化剤の比率を守って、汚れのない容器に移して使用してください。計量は、秤などを使用してください。
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2液タイプで主剤と硬化剤を混ぜて使った残りが、翌日になっても固まっていない。性能に問題はないか?流動性があるので使用してよいか?
塗料の硬化は、樹脂の反応と溶剤の揮発の2種類で起こります。容器中で溶剤の揮発が少ない場合は、翌日でも流動性が残るケースもあります。流動性があっても、樹脂の硬化反応は進んでいる為、使用しないでください。密着性や耐候性が低下します。
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開封後に保管する場合、どれぐらいの期間まで使用できるか?
2液反応型の塗料の場合、開封後は出来るだけ早く使い切ってください。主剤のみの状態で保管されても、増粘やゲル化が見られる場合は、廃棄してください。また、主剤のみの状態で保管された塗料に流動性があっても、硬化剤を入れると直ぐに固化する場合があります。塗料の質が低下していたために生じる現象の為、廃棄してください。
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塗料の性能/耐久性とは何か?
色や艶の保持だけでなく、膨れや剝がれなど塗膜の異常が起こらないことです。屋根は屋外で、塗装直後から太陽光や雨風にさらされる為、徐々に劣化が始まります。
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陶器用の塗料は、水回りや庭などのタイルにも使用できるか?
材質は同じでも、部位によって基材の強度や使用条件が異なります。屋根用塗料として設計している為、屋根以外の部位での性能は確認できていません。人の手が触れる箇所や、裏面からの水分が影響する箇所への使用は避けてください。
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塗料の色を現場で調整したい。市販の調色剤を使って色を変えて良いか?
製品以外の混合は、性能を低下させるため、行わないでください。出来る範囲での調色対応を行っている商品もある為、見本色を提示し、お問い合わせください。
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コーキングの上に塗装して良いか?
瓦のズレを防止するために使われている屋根用のコーキングの場合、塗装できます。(シリコンコーキングの場合、塗料は乗りにくいが、ばく露テストで剥離しませんでした。)コーキングが古くひび割れている場合は、除去してください。
※コーキングが瓦の4面に施工されている場合、換気や水蒸気の逃げ道がなくなり、基材の割れにつながる恐れがあります。その場合は、コーキングを適切な箇所のみ残し、他は除去してください。 -
コーキングへ塗装する場合に、逆プライマーを使ってよいか?
逆プライマーは使用しないでください。本来密着する基材へ使用すると、塗料が密着しなくなり、剥離します。
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基材に割れがある部分を補修して塗装できるか?
塗料で、屋根の構造的な補修は行えません。基材に割れやヒビがあると雨漏りなどにつながる為、割れやずれは補修してから塗装してください。
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縁切りとは?必要か?
塗装で基材の隙間を埋めると、屋根の換気能力が低下し、雨漏りなどが発生する危険性があります。このため、塗装後に塗膜を切って基材の隙間を確保する作業を縁切りと言います。
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建物が込み入っており、高圧洗浄が出来ない、塗装可能か?
浸透性の高い塗料でも、汚れや既存塗膜を突き破って基材に浸透することはありません。
汚れを落とさずに塗装すると、汚れの層から剥離する為、下地処理の洗浄は必ず行ってください。 -
遮熱塗料を塗装したが、実際の屋根の色が色見本よりも赤っぽく見えるのはなぜか?
まず前提として、「色」とは光が物体を反射する際にもたらす効果であり、つまり光そのものであります。
そして光には、長さの違った波長が含まれており、その長さの違いが「色の違い」となっています。ちなみに私たちが視認できる中で、最も波長の長い光は「赤色」に見え、それよりさらに長い波長の光は、私たちの目では確認することのできない「赤外線」となります。
さて、本題に入りますが、物体の温度上昇は、太陽光の「赤外線」を吸収することによって起こります。そのため遮熱塗料は、「赤外線」を反射させて吸収を抑えることで、遮熱効果を発揮しています。しかしその際に、赤外線に最も波長が近い「赤色」も一緒に反射させてしまうことがあるため、屋根の色が色見本よりも赤色っぽく見える現象が起こるのです。
また、日向と日陰では赤外線放射量も変わりますので、必然的に色も違って見えます。